展覧会
和えるを盛る 小鉢いろいろ
11年04月16日sat、17日sun、23日mon、24日sat、29日fri、30日sat
12:00-19:00(30日は18:00まで)
石田誠、川口武亮、竹本ゆき子、吉田直嗣

大震災が起きた後この企画展を開催するべきか悩んでいた時、展覧会のサンプルの器が手元に届きました。小さな器は高みを目指す作り手の存在を生き生きと映し、私はそのことにとてもとても励まされました。迷いは霧がはれるようにすっと消えていました。

今回の展示では、4人の作り手からいろいろな小さな鉢が届きます。春らしい息づかいを感じるちいさな愛らしいかたちは、脇役ながらそっと食卓に彩りを添えてくれるでしょう。

交通機関の乱れや余震も続いている中での開催となりますが、どうぞお気をつけてお出かけくださいませ。いつもより遅く、けれど確かな春の訪れをかみしめながら、6日間いつもと変わらぬ場所で皆さまをお迎えしたいと思っております。


太陽の光を受けて、小さな器は生き生きと並んでいます。やわらかな愛らしさで、いつもの食卓に一つ足すだけで新しい季節の明るい空気を伝えてくれそうます。
白、黒、茶、グリーン、4人4様の器。和え物の他、薬味や果物を盛ったり、コーンフレークやヨーグルトなどをいれてみたり、と使う方それぞれにたのしみがあります。
今回の展覧会用に作られた普段あまり見られない器や小鉢でないものも少々あります。

年中使える器もよいですが、小さな器は衣替えしながらたのしむのも素敵ですね。

▲このページのトップに戻る